61年間を振り返る PART9 うつ病発症 現在も治っていません。
心臓手術失敗でも生きることが出来たことに感謝です。
でもその後遺症としてとうつ病という病気と向き合うことになりました。
うつ病はなってみないと解りません。
一番辛いのは寝れないことです。
一睡もできないのです。どれだけ疲れていても寝れない。
そのうち誰とも会えないようになりました。人がお見舞いに来ても会えません。
精神安定剤は朝夕2錠を。睡眠剤と抗うつ剤は寝る前6錠飲みます。
初めのころは4~6時間で中途覚醒です。疲れているのでただボーとしているだけ。
仕事はしていました。今ならすぐに休職をとって身体と頭を休ませることが大事ですが、娘が2歳と若かったので働くしないのです。
毎日4~6時間。なんとか寝れるようにしたいとネット検索をしていると、うつ病は脳の中にあるセロトニンが少なくないそうです。
そのセロトニンを増やすにはウオーキングや太陽の光を浴びることが大切だと書かれていました。
すぐに実行しました。そうすると徐々に寝れるようになってきました。
6~7時間寝れるようになってきて表情も少し明るくなりました。
あとは夜飲んでいる薬の減らすことです。まず目標を持って着実に1錠ずつ減らすことに成功してきて生きることが楽しくなってきました。
2011年3月11日あの東日本の地震によってうつ病が悪化しました。
楽しいこと嬉しいことがあるとセロトニンが増え、なんとか元気になってきましたが。あの悪夢(津波による被害)を見た瞬間心に頭に影響が及びました。
折角減薬をしてきましたが、ショックで心が折れてうつ病が悪化。薬を増やして寝れるようにするしかなかったのです。
あれから9年と6ヶ月経った現在睡眠剤2錠抗うつ剤2錠でなんとか中途覚醒はありますが、合計7時間は寝れるようになりました。